公開後にやるべきチェックリスト(1週間・1ヶ月・3ヶ月)

「サイトが公開されたから一安心」と思っていませんか?実は公開直後こそ、サイトの成否を左右する重要な期間です。タイミングごとに何をチェックし、どう対応すべきか、実践的なチェックリストを提供します。

公開後24時間以内:緊急チェック項目

表示・動作確認

必須確認項目:

  • ✔︎ トップページが正しく表示される
  • ✔︎ 全主要ページにアクセスできる
  • ✔︎ 404エラーが発生していない
  • ✔︎ SSLが正しく適用されている(https://)
  • ✔︎ wwwあり/なしの統一

デバイス別確認:

  • ✔︎ PC(Windows)で表示確認
  • ✔︎ PC(Mac)で表示確認
  • ✔︎ iPhone実機で確認
  • ✔︎ Android実機で確認

機能確認:

  • ✔︎ お問い合わせフォームの送信テスト
  • ✔︎ 自動返信メールの受信確認
  • ✔︎ 電話番号タップで発信(スマホ)
  • ✔︎ PDFダウンロード確認
  • ✔︎ 動画再生確認

旧サイトからの移行確認

  • ✔︎ 重要ページのリダイレクト確認
  • ✔︎ 旧URLアクセステスト
  • ✔︎ Google検索結果の確認
  • ✔︎ ブックマークからのアクセス

緊急対応が必要な問題

即対応レベル:

  • サイトが表示されない
  • お問い合わせが機能しない
  • 個人情報が露出している
  • 重大な誤字(社名、電話番号等)

公開後1週間:初期パフォーマンス確認

アクセス解析の確認

Google Analytics確認項目:

・正しく計測されているか
・目標設定は機能しているか
・イベント計測は正常か
・内部アクセス除外設定
・クロスドメイン設定(必要な場合)

初週の重要指標:

確認指標:
- 日別セッション数
- ページビュー数
- 直帰率(特に高い場合は要注意)
- 平均滞在時間
- デバイス別アクセス比率

SEO関連の確認

Google Search Console:

  • ✔︎ 所有権の確認完了
  • ✔︎ サイトマップ送信
  • ✔︎ インデックス状況確認
  • ✔︎ エラーページの有無
  • ✔︎ モバイルユーザビリティ

その他SEO確認:

  • ✔︎ robots.txtの設定確認
  • ✔︎ メタ情報の確認(title, description)
  • ✔︎ 構造化データのテスト
  • ✔︎ ページ表示速度測定

ユーザビリティの確認

実ユーザーの動き:

  • ✔︎ ヒートマップ設置と確認
  • ✔︎ 主要な導線の確認
  • ✔︎ 離脱ポイントの特定
  • ✔︎ クリックされない重要ボタン

社内フィードバック収集

【社内確認シート】
部署:____
確認者:____
・情報に誤りはないか
・使いにくい点はないか
・追加したい情報はないか
・改善要望

公開後1ヶ月:本格的な効果測定

トラフィック分析

分析項目と目標値:

項目 | 目標 | 実績 | 評価
--------------------------------
月間PV | 10,000 | ___ | __
セッション | 3,000 | ___ | __
ユーザー数 | 2,000 | ___ | __
直帰率 | 60%以下 | ___ | __

コンバージョン分析

確認すべきコンバージョン:

  • ✔︎ お問い合わせ数と率
  • ✔︎ 資料ダウンロード数
  • ✔︎ 会員登録数
  • ✔︎ 電話問い合わせ数(計測可能な場合)

コンバージョン改善チェック:

・フォーム到達率は適切か(5%以上)
・フォーム完了率は適切か(30%以上)
・離脱ポイントはどこか
・エラーは発生していないか

コンテンツパフォーマンス

人気コンテンツTOP10:

順位 | ページ | PV数 | 滞在時間 | 離脱率
1. _________________
2. _________________
3. _________________

改善が必要なページ:

  • 直帰率80%以上
  • 滞在時間10秒以下
  • 離脱率70%以上

技術的な問題確認

パフォーマンス:

  • ✔︎ 表示速度の劣化はないか
  • ✔︎ サーバーエラーは発生していないか
  • ✔︎ 容量の問題はないか
  • ✔︎ セキュリティアラートはないか

初月レポート作成

【月次レポート構成】
1. サマリー(1ページ)
   - 主要KPI
   - 目標達成状況
   
2. 詳細分析(3ページ)
   - トラフィック分析
   - ユーザー行動分析
   - コンバージョン分析
   
3. 改善提案(2ページ)
   - 発見した課題
   - 改善施策案
   - 優先順位
   
4. 次月アクション(1ページ)
   - 実施予定施策
   - スケジュール

公開後3ヶ月:戦略的な見直し

KPI達成状況の総括

四半期評価シート:

【目標達成状況】
KPI | Q1目標 | 実績 | 達成率 | 評価
----------------------------------------
リード獲得 | 150件 | __ | __% | __
売上貢献 | 500万 | __ | __% | __
PV数 | 30,000 | __ | __% | __

SEO効果の検証

検索順位の変化:

キーワード | 公開前 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 変化
------------------------------------------
主要KW1 | __位 | __位 | __位 | __
主要KW2 | __位 | __位 | __位 | __
主要KW3 | __位 | __位 | __位 | __

ユーザー feedback の分析

収集すべきフィードバック:

  • お問い合わせ内容の傾向
  • よくある質問
  • 要望・クレーム
  • 社内からの改善要望

競合サイトとの比較

ベンチマーク分析:

項目 | 自社 | 競合A | 競合B | 業界平均
----------------------------------------
表示速度 | __秒 | __秒 | __秒 | __秒
直帰率 | __% | __% | __% | __%
滞在時間 | __分 | __分 | __分 | __分

次期改善計画の策定

改善ロードマップ:

Phase 1(4-6ヶ月):
・緊急改善項目
・Quick Win施策

Phase 2(7-9ヶ月):
・機能追加
・コンテンツ拡充

Phase 3(10-12ヶ月):
・大規模改善
・新機能実装

時期別 重点チェック項目

繁忙期のチェック

アクセス集中時:

  • ✔︎ サーバー負荷状況
  • ✔︎ 表示速度の維持
  • ✔︎ エラー発生状況
  • ✔︎ フォーム送信の正常性

閑散期のチェック

改善実施時期:

  • ✔︎ A/Bテストの実施
  • ✔︎ 新機能のテスト
  • ✔︎ コンテンツの見直し
  • ✔︎ デザイン改善

トラブル発生時の対応フロー

問題レベルの分類

レベル1(緊急):

症状:サイト全体が見れない
対応:即座に制作会社連絡
目標:1時間以内の復旧

レベル2(重要):

症状:主要機能の不具合
対応:当日中に対応依頼
目標:24時間以内の修正

レベル3(通常):

症状:軽微な表示崩れ
対応:定期メンテで対応
目標:1週間以内の修正

継続的改善のための体制

定期レビュー会議

月次レビュー:

  • 参加者:担当者+制作会社
  • 時間:1時間
  • 内容:数値確認と改善検討

四半期レビュー:

  • 参加者:責任者含む
  • 時間:2時間
  • 内容:戦略見直しと計画策定

改善予算の確保

推奨予算配分:

初期制作費の年間15-20%
例:300万円で制作
 →年間45-60万円の改善予算
 →月額4-5万円

ツール活用チェックリスト

必須ツール

  • ✔︎ Google Analytics 4
  • ✔︎ Google Search Console
  • ✔︎ ヒートマップツール
  • ✔︎ 表示速度測定ツール

推奨ツール

  • ✔︎ A/Bテストツール
  • ✔︎ SEO分析ツール
  • ✔︎ 競合分析ツール
  • ✔︎ ユーザーテストツール

まとめ:公開後こそが本番

サイト公開は始まりに過ぎません。継続的なチェックと改善により、サイトは成長していきます。

成功のポイント:

  1. 初動24時間の確実な確認
  2. 1週間での問題早期発見
  3. 1ヶ月での効果測定開始
  4. 3ヶ月での戦略見直し
  5. 継続的な改善サイクル

最重要: データに基づいた改善を続けること。感覚ではなく数値で判断し、小さな改善を積み重ねることが、大きな成果につながります。

このチェックリストを活用し、サイトを「作って終わり」ではなく「育てる資産」として運用していきましょう。

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